いぬのごはんクラブ Blog

7歳のノーフォークテリアのCocoと、2歳のビションフリーゼのアニー

手作りごはんを始めたきっかけ

こんにちは。中村文子です。
このブログを読んでくださっている皆さんのわんちゃんは、手作りゴハンを食べていますか?
それとも、これから手作りにしようか検討中の飼い主さんでしょうか。

フードから手作りに変えるきっかけや理由は人それぞれですが、
皆さんはどんなきっかけで、手作りを検討・開始されたのでしょうか?
切り替えるときって、いろいろ不安だったり、心配だったりしませんか?
私も不安でいっぱいの中、一大決心をして手作りごはんに切り替えました。

我が家には、7歳のノーフォークテリアのCocoと、2歳のビションフリーゼのアニーが暮らしています。
二人ともとてもかわいくて(親ばか失礼します!)、大事な家族です。

今では100%手作りごはんなのですが、それは2年前のあるできごとがきっかけでした。

当時5歳だったCocoが、血尿を出しました。
膀胱炎は何度か起こしていたので、また膀胱炎かなぁと思い、かかりつけの病院へ。
診察の結果、尿に結石が混じっていることがわかりました。
さらに検査や相談をした結果、結石を取り除く手術をすることになりました。

手術後、先生に処方食を勧められました。
その時の処方食についての説明に、とても大きな疑問を感じたのです。

「結石の子は、水分をたくさん取って、おしっこをたくさんした方がいいので、
処方食は塩分が高めに配合されています。」

ん?

「水分を多く摂っておしっこをたくさんした方がいい」というところは、問題ありません。

「そのために「フードの塩分が高い」というのは、どういうことなんだろう?」
「犬には塩分を控えるように、と一般的に言われているけど、フードならいいの?」
「水を飲みたくなるように、塩分を高くする、って・・・??」
「水分を摂ればいいんだったら、スープとかミルクとかで水分を摂ればいいのでは?」
「水分を摂らせることが目的なら、そもそもドライフードである必要はあるの?」

もう頭の中に無数の疑問が沸いてきました。
あれこれ調べたり、友人に相談したりの日々でした。

するとある友人が、一冊の本を教えてくれました。
それが、ペット食育協会の会長である須崎先生の手作り食に関する本でした。
すぐに購入して、何度も何度も読みました。
そして、「よし。手作り食に切り替えよう!」と決心したのです。

とは言え、
「結石が再発したらどうしよう?」
「先生に何て言われるかな?」
と不安だらけでした。

とりあえず、処方食を食べさせないことは先生には内緒にして、決行しました。
ごはんは喜んで食べてくれましたし、見た限りでは血尿も出ず、順調な様子でした。
そして、緊張の中、1か月後の検査の日を迎えました。

尿検査の結果は良好でした。
そこで勇気を出して、先生に手作り食に切り替えていたことを告白しました。
「先生、実は処方食は食べさせてなくて・・・」
理解のある先生だったので、笑顔で受け入れてくださいました。

このときから、2年ほど経過していますが、手作りごはんは継続しています。
Cocoの結石も再発はありません。

さらに、2年前はまだパピーだったアニーにも、手作りにして良いことがありました。
まず最大の点は、食いしん坊のアニーにとって、ごはんが楽しみでしかたないことです!
毎朝、毎晩、キッチンで、まだか、まだかと待ち、とっても喜んで、一気に完食!
食べる楽しみがある生活は素晴らしいと思います。

もう一つが涙やけです。
ビションフリーゼは白いので、涙やけは大問題です。
アニーも2年前は涙やけがひどく、なんとかしたいと、あれこれ試していました。
食事だけが原因ではないとは思いますが、手作りに切り替えて半年後くらいには、
涙やけがまったく気にならなくなり、今もその状態が続いています。

そんな一大決心で始めた手作りごはんですが、
今になって思えば・・・

もっと早く手作りにしてあげれば良かった!
そんなに「一大決心」が必要なほど、特別なことでもなんでもない!

という気持ちでいっぱいです。

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